ミュージカル『テニスの王子様』 3rd Season 青学vs立海
東京公演 7/15 12:30~ in TDC HALL
1回しか見てないので覚えてるところだけざっくりレポ&初見の感想メイン
※公演内容ネタバレ注意!
☆客入り
一般販売完売、当日券抽選なし。客が入っていたのは2バルのサイドシートまで
☆公演について
一幕1時間15分、休憩15分、二幕1時間30分の三幕構成で、
15日の昼公演は12時30分に開演し15時40分ごろ終演後アナウンスが流れる。
壁面広告に使用されていたビジュアルで記念撮影ができるフォトスポットがエントランスと2バルの2箇所にあって、SNS映えを意識したと思われる小道具まであった。カウントダウン動画で使われていたのはコレだったのか…(サムネだけ見て未視聴)
今回からアリーナの段差列が奇数列に変更。
▽15日のアリーナ構成
1~8列目 4-57番
9~10列目 6-55番
11~12列目 8-53番
13列目 9-52番
14列目 センターブロック(21-40番)のみ
☆開演前アナウンス
首藤聡役・千葉くん
乾が新作ドリンクを作ってくるのが楽しみだという内容。
★プロローグ
気のせいかもしれないがキュッキュパコーン!の打球音がいつもより力強く感じた。
どこからともなく常勝立海大コールが聞こえてきて、緞帳が上がるとそこにはただならぬ気配を感じる男たちが並んでいる。
このかっこよさは立海…!いや、六角かもしれない。騙されないぞとヘンに身構えてしまった。
うっすらとステージに照明が灯ると、芥子色のジャージが見え紛れもなく立海だと安堵しかけて、ジャージまで用意した六角である可能性を隅に追いやろうとした。
前日に2ndのDVDなんか見てくるんじゃなかった…素直に立海のかっこよさに圧倒されたかった、と少し後悔する。
バックスクリーンに映し出される彼らのシルエットがとにかくかっこよくて、本物の立海大附属中メンバーだと認識する。
あれは実際の影ではなく映写なのだろうか?幸村の肩にかけたジャージは現実のものとは思えない迫力があった。
しばらくコールが続く中、リョーマが歩いてきた。
それを迎え撃つかのようにフォーメーションを変える立海。
真田・幸村・柳の三強がトライアングルのようにセンターを陣取り、リョーマがその中へと入っていく。
…この公演で客席通路を使った演出はこのときリョーマが通ったアリーナ下手側だけだっただろうか?
★立海新曲
リョーマが幸村と顔を見合わせたのち走り去ると、立海の新曲だとわかるイントロが!
2ndの『非情のテニス』をアレンジしたものかと思ったが途中から新しい歌詞に変わっていた。
とにかくメロディがかっこよくて猛烈に興奮したのだが、「負けるのは恥、屈辱でしかない」という新しい歌詞がしっくり来ず、モヤモヤしているうちに終わった。
立海大附属中のビデオを流しているのだろうと思われる演出が多かったのだが、
対戦相手の不動峰中の動きが、悪い意味で人間と思えなかった。
★青学新曲
立海が圧倒的な強さを見せ付けたところで、ブツンと映像が終了し、上手側に照明があたる。
リョーマを除いた青学レギュラーが先ほどの映像を見ていたようだ。
ネットオブジェが降りてきて、青学も新曲を披露する。いつごろ現れたのかわからないが手塚も一緒だった。
曲はかっこよかったのだが、歌詞が明るくてびっくりした…。日本語の歌詞の後に英語っぽくしたものを続けていて、コミカルな印象を受ける。ウィーアーウィナー、フォーエバーフレンド、カモンライバル…
間奏にあたる部分でトリオが下手から入ってきて、ちょっとした練習風景のようなものが差し込まれていた。
いつのまにかいなくなっている手塚が戻ってきて2番を一緒に歌う。
宇野くんの動きがとてもよくなったような気がした。
★青学コート~リバーサイドテニスクラブ(?)
(順番あやふや)
ガットを張替えにいく越前。堀尾&カチローに羽交い絞めにされている間にカツオがパワーアンクルを着けていた。
画面が代わり、スクリーンにどこかの街並みが映し出され、下手側にスロープのようなものが設置されていた。
あれは一体何に使うのだろう…?と注目していると奥から六角中の声が聞こえてくる。
ドリライを思い出して転がるのではないかと予測したが、普通に歩いてくる6人。
どうやらアサリを青学に差し入れしようとしているらしい。
先輩たちが1年生の葵に立海大の強さをモノマネで教えてくれるのだが、それに対する剣太郎のコメントがいちいち面白かった。
アサリを生でかじるいっちゃんに赤也の危険性を察知していたところが特に好き。
続いて、同じ場所でリョーマと赤也が邂逅。ここは神奈川だったのか…?
「本物のテニスができるのって、あの人くらいっしょ」という赤也の発言が中学2年生らしくて良かった。
★危険なゲーム~新曲
危険なゲームは佐伯が歌う。
佐伯が歌う意味は今でもよくわからないが、その間に背後のセットがリバーサイドテニスクラブのものに変わっていた。
試合中の曲はBloodshotから新しいものへ。
「ルビーイズレッド」「レッドイズマイカラー!」という頭の悪そうな歌詞はアリだと思った。
★病室~友情のテニス~非情のテニスⅡ
病室のセットは2ndと同じものだろうか?ベッドの脇には花瓶、右側の壁には絵画のようなものが飾ってあったのだが、気づいたときには照明が落ちていて何の絵なのか判別できなかった。
入院中の幸村に手品を披露する仁王。
今日見た公演ではお花を出して、幸村を笑顔にした。
2ndではテニスボールを出していたのが記憶に残っているが(日替わりだったので別のものもあったかも)
よく考えてみれば、二度とテニスができないかもしれない幸村にむかってテニスボールを出して見せるってなかなか酷なことをするなぁ…。
★勝つために
手塚の私服が変
★リバーサイドテニスクラブ2
試合中にはなかった、チープな門扉が設置されている。
今回大道具が全体的に陳腐…ああいうのならなくていい
平手打ちのエア感がすごかった。もうちょっと距離つめられないものか?
赤也の「負けちまいました」の言い方にハッとした。
ムスっとしたような、拗ねてるような声でつぶやくように報告するようなイメージはまったくなかったが、気に入った。
校歌で『負けるのが恥』と歌っているのだからもうちょっと恥じてほしい気もするが。
このとき、仁王が寝ているリョーマにいたずらしていた
★青学部室~コートでの練習
リョーマが赤い目の先輩たちにビビったところで、六角が差し入れを持って現れる。
1stの『それぞれの夜』部分の説明を六角メンバーが担当し、決勝を控えて寝不足になっているかもしれないとオジイが持たせてくれた目薬『オジイの涙』をそれぞれ手渡してくる。
「もしかしてサボテンが目に刺さった?」という台詞を聞いたとき不要なネタを増幅させるのはやめてくれと思ったが…最終的には面白くなっていたと思う。(でも何回も観るとキツそう)
あと赤目の乾が笑えた。
★新Climax
流れは忘れたが六角が歌い出しを担当する新曲が。
先ほどのシーンで後ろに立てられていたバックネットが曲の開始と共に天井へと回収されていくのだが、サスペンションライトがこのネットに当たってカラフルな菱形を作り出していて、きれいだった。
★桃城・海堂 VS 桑原・丸井
ブン太のラケット回しがすごい…
スロート部分に指を入れて回しているのだと思うが回転軸にブレがなく、紐でもつけてるのかと思ってしまった。
立海ベンチでは柳生と赤也がふたりのジャージを畳んでいた。柳生はともかく赤也は
こんな殊勝なことをするようなタイプに思えないので、ジャッカルかブン太かどちらのジャージを畳んでいるのか気になった。
さっさと畳み終えた柳生に対し、うまく畳むことができない赤也はしばらくモソモソやっていたのだが、諦めたのかくしゃっと丸めてベンチに置く。
見かねた仁王が畳み直そうとしていて、すでに柳生と入れ替わっているのか!?と思ったが、4つ折りにしただけだった。
ブン太の新曲が底抜けにポジティブ。この曲にジャッカルのパートがあったかどうか忘れた…
私は何度か聴かないと曲のよさがわからないので新曲ばかりの構成に若干萎え始めていたが、馴染みのあるイントロを聞いたときに気分が飛び跳ねた。
這い上がれ海堂は残留か、ヤッタ!!
…と思ったのもつかの間、対になる曲が新しくなってる可能性もあるぞ…とドキドキしながら待っていると、案の定聴いたことのない音楽が流れてきた。
舞台の照明が緑色に変わり『待ってろよ桃城』!
曲がやや和風になっていたが歌詞に変化はなかった…と思う たぶん
この曲を歌っていたあたりからだろうか、気づいたら仁王がいなくなっていて、戻ってきたときには靴紐の色が変わっていた。
柳生がいつはけたのかわからないので今度観る時は柳生が出て行くところも絶対チェックしたい。
長くなったのでここで区切ります。一幕レポその2につづく