ミュージカル『テニスの王子様』 3rd Season 青学vs六角
宮城公演 1/28 18:00~ in 多賀城市文化センター 大ホール
テニミュが変わってなくて安心しました。気づいたことと日替わり中心ざっくりレポ。
※まだ公演をご覧になってない方ネタバレ注意!
☆客入り
一般販売の状況は見ていなかったけど当日引換券は余裕あり。
当日券抽選なし、13列目以降のサイドシート全列空席。
☆ロビーの混雑状況
物販列が階段奥まで伸びる。20分くらいにコームセットが完売。
★開演前アナウンス
首藤役・千葉くん(宮城出身)
「あーっついにこの日が来ちまった…昨日から足の震えが止まらないぜ!こんな時はドクターペッパーでも飲んで、俺の最高のパフォーマンスを見せてやるぜ!」
★開演前アナウンス
「誰にも破れないだろうなぁ~」は煽ってる感が抜けて、わざとらしい独り言っぽくなっていた。★練習インスト~手塚新曲
どのように演出面を見直したのかが気になって、テニミュが変な方向に変わってしまったらどうしようという不安な気持ちで幕が開くのを待っていたが、特に変わったところは見つけられず。
振り付けとかはあまり覚えていないので自分が気づかないだけかも…と思い
前列に来たキャストがラケットを振りぬく動作に注目していると、練習曲で桃城がジャックナイフをインパクトの瞬間で寸止めしていた。(手塚ソロのスローモーションでは振り抜いている)
また、手塚ソロで部員たちが素振りをする場面で大石がラケットを振り切らず、腕を押さえていた。
この部分は愛知公演でも注目していたが、前はどうだっただろうか…
単に手が痛いから振るのをやめただけに見えたし、桃城の寸止めにしてもあそこで止めた方がよりジャックナイフらしさを感じるので、前からこうだったかもしれない。
これ以降はラケットが空を切る音がビュンビュン聞こえるようなシーンでも今まで通り振り切っていた。
★六角中登場
二人ともステージに一番近い扉から出てくる。(二幕の忍足達もここから、リメンバーはたぶん一番後ろの扉)
▽ダビデ登場ダジャレ
天根「仙台市の人口は、せん人台。」\……クスクス…アハハハ/
黒羽「後半からウケたじゃねーか。」
★試合前
▽大石のLINE画面
【竜崎すみれ】
大石:練習メニューこれでよろしいですか?
竜崎<OKバブリースタンプ>
【山吹 副部長 東方】
東方:俺の事覚えてる?
<地味'sのツーショット>
大石:うん、かろうじて!
桃城「真っ暗で何も見えないっすよ?」
大石「これは…地味'sだ。」
「「どうりで」」
▽乾汁の標的
大石。やんわり拒否していたが、笑顔が凍り付いてた
▽本物の不二くんを見た葵
葵「うわぁ…本物だぁ…」
葵「神々しい…まるで女神様みたい!」
佐伯「おいおい、不二は男だぞ?」
くるりと振り返る葵。「サエさんは、王子様だね!」と言って走り去る。
佐伯「嬉しいけど…俺は神じゃないんだ?」
▽桃城が越前から奪ってきたデザート
エクレア食べてぇくれや
★河村・桃城vs黒羽・天根
汗防止にリストバンドを着けるということもなく、原作通りの設定。タカさんは右手首、桃城は肘の下、バネダビはリストバンドなし。ラケットも本物。
▽シャバダバ曲中ダジャレ
ステッキと誰じゃ
▽六角ベンチ
サエさんがダビデの絶好調ダジャレに噴き出す!
樹が葵の隣にいないときは佐伯だけが葵の発言をたしなめているようだ。首藤は試合に夢中。
▽青学ベンチ
菊丸がアレってなんだろうね?と乾に聞いていた。乾はわかったのかな…
次の試合の準備をする菊丸、脱いだジャージを大石の頭にかぶせる。
こんないたずらをされても大石は笑顔のままだった…。早く黄金ペアの試合が見たいな。
★榊の部屋
ジロー「さぁ長太郎…ド肝を抜いてやれ」
△詳しくは別記事にて。台詞部分をタップ
★幕間その2
残念なダジャレでバネさんを怒らせたダビデが「あーっ!!」と叫んでダジャレキャラをやってもらうパターン。コールはステッキ。
黒羽「そういえば、ダビダ…」
黒羽「ダビダ?」
いったん後ろを向いて仕切り直し。
黒羽「そういえばダビデ、お前んとこの猫…タマは元気か?」
天根「ああ、元気だよ。最近はエサもたくさんあげてるし…すっごく大きくなった。散歩させてる」
黒羽「お前猫を散歩させてんのか!?あ、じゃあ今度ジェイクとリッキーと一緒に散歩行こうぜ」
天根「それはヤダ。」
黒羽「なんでだよ!?タマだけに、たまにはいいじゃねーか。プッ。」
天根「うわー…つまんな…」
しゃがみこんで笑い続けるバネさん。立ち上がって変な声で笑い続ける。
天根「バネさん…笑い方恐いよ!なんとかしなきゃ、バネさんのおかあさーん!バネママー!」
黒羽「やめろよ!恥ずかしいだろ!?」
天根「あっそんなことよりそろそろ試合だよ」
二幕へ。
★不二・菊丸vs佐伯・樹
こちらも特に変わったところはなし。リストバンドは誰もつけていない。
★海堂vs葵
二人ともラケットに抜け防止のストラップを付けていた。
ラケットを思いっきり振ることができなくなったのではないかという不安があったが、まったくの杞憂であり、いつも以上に白熱した試合を見せてくれた。
ストーリーの流れとは関係ない感情で涙が出そうになってしまった。
DVDなどにはばっちり映ってしまうだろうが目立つものではないし、本当に今まで通りのテニミュだった。原作準拠であるところも魅力のひとつだと思うので、ラケットを安全な素材にしたりだとか、汗防止にキャラ設定と違う衣装をつけたりだとかの変更がなくて心から安心した。
★エピローグ(乾汁)
首藤「あー試合したかったな」
乾「俺もだよ首藤。お前のことを調べておいたんだが…」
首藤「おおっ!?」
乾「首藤聡、血液型B型、六角中の切り込み隊長。」
首藤「おーっさすが青学の変態!」
眼鏡をくいっと上げただけで特に反論しない乾。
首藤「あ!昨日テレビで見たんだけどよ、このあたりで牛タン味のソーダってのがあるらしいぜ!」
乾「奇遇だな、俺も宿題をしながらそのテレビを見ていた。」
首藤「おお!夜9時のやつだろ!?あれ面白いよな~」
乾「今日、会えるかと思って作ってきたんだ。」
そういって自分の腰の後ろに手を回し、黄色い液体が入ったボトルを取り出す。
乾「牛タン…汁だ。」
首藤「汁!?汁ってお前、せっかくだからソーダに…」
ぞうきんをしぼるような手つきをする首藤だったが、乾がボトルを突き出してくる。
乾「お前、切り込み隊長なんだろ?切り込んでいこうよ…」
首藤「うっ…。」
一口飲み、腹を押さえて苦しがる。「げひゃぶーっ!」
乾「なんという回転だ…いいデータが取れた。」
★新・プレッシャー
仁愛くんの歌声が東京公演あたりくらいの不安定さに戻ったなぁ~と感じていたがこの曲は安定していた。
★宮城初日挨拶
座長・阿久津仁愛
「宮城公演は二日間という短い間ですが、突っ走っていきます!明日もここにいる全員で、劇場でお待ちしてます!改めまして、本日はご来場いただき、ありがとうございました!」
★Still hot in my heart
▽決め台詞
菊丸「おチビーっ今日は俺が行くよ~ん。俺の決め台詞は『完璧パーペキパーフェクト』!ちょっと早いから注意してね。あ!ピースもやってね!」
滝「俺の決め台詞は『ふーん、やるねー』だよ。髪をサランってしながら言ってね。ちゃんとできたらご褒美あげるからね。」
岳人のサランがなかなか決まっている!ご褒美は投げキッスでした
佐伯「今日は仙台初日だ。先にこれを言っておきたい…。『俺のマークは外せないよ』。みんな、俺をフリーにしないように言ってね。」
▽客席降り
ステージ残留:リョーマ、乾、桃城、海堂、トリオ、葵、佐伯、首藤、跡部、忍足、樺地、日吉
1階:上記以外のキャスト
後方にいた跡部様&樺地に忍足日吉も合流。跡部様ちょー笑顔に!
最後のポーズでいつも前に出てくるのに、会話が弾んで出ていくのを忘れちゃったのかその場でポーズを付けていた。
★お見送り前アナウンス
桃城&日吉。内海くんが名乗ると客席から歓声が上がる。
桃城「うーん、試合も終わったしパフェでも買うか!ベリーベリーココパルフェ、これが最高なんだよな~。」ドンッ!←ダビデにぶつかった時みたいな音
日吉「おいお前、買ったばかりの本にパフェが…!」
日吉「!お前は青学の桃城…?」
桃城「お前は氷帝の日吉…」
日吉「フン、次は下剋上してやるからな」
桃城「それより、その本見せてみろよ」
日吉「いや、いい。」
桃城「なんでだよ?弁償するからさ!」
日吉「いや…」
バチン!
桃城「ほいっ必殺猫だまし~!なになに、『学校の七不思議』…?なんだこれ、こういうの読むのか?」
日吉「最近ハマっているんだ。悪いか?」
桃城「いや、俺もこういうの好きだぜ」
日吉「ほんとうか!?」←声のテンションが変わる
日吉「今度俺の本貸してやr」
桃城「それはいいや!」
日吉「なっ……」
桃城「とりあえず本屋行こうぜ!」
日吉「強引なヤツだな。」
桃城「あ!その前にお見送りだった」
日吉「そうだな。」
桃城「テンション上げていこうぜ!」
本借りるっていえばテンション爆上げだったかもしれないのに!
★お見送り
下手側の前方席から退場。
キャストは手塚、不二、桃城、首藤、向日、日吉。
扉から出るともう目の前にいる。